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健康リスク高める歯周病、受診促すアプリで防ごう

2022年7月27日 16時32分 (7月27日 17時12分更新)
 歯を失う大きな原因となる歯周病。早期発見・治療がカギだが、高校卒業以降は歯科健診は義務付けられておらず、働き盛りの40歳までの世代はほとんどチェックできていないのが現状だ。自覚症状がない歯周病の兆候に早く気付いてもらおうと、日本歯科医師会がスマホアプリの開発を始めた。今秋以降のモデル事業で検証した後に公開される予定だ。(五十住和樹)
 「歯周疾患はサイレントディジーズ(静かなる病気)と言われ、自覚症状がない。40代では多くの人が既に罹患りかんしている」。日本歯科医師会常務理事の山本秀樹さん(64)は言う。だが、その働き盛りの年代に健診はあっても努力義務にとどまる。「コストや時間がかかるため企業の健診になかなか取り入れてもらえない」と山本さん。

働き盛りが空白帯

 歯周病菌は心疾患などのリスクを高め、糖尿病を悪化させたり、誤嚥ごえん性肺炎の原因になったりもする。スマホアプリは法定健診の「空白年齢」の人たちに関心や知識を持ってもらうのが狙いだ。
 アプリは4~6問の問診形式で、「歯が痛かったり、しみたりしますか」などの共通質問のほか、年代に応じた設問がある。例えば10~20代は「歯の奥に...

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