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明治用水復旧に最短2年 頭首工漏水、川底に幅5.8メートル空洞

2022年7月27日 05時05分 (7月27日 09時08分更新)
大規模漏水から本格復旧に向けた工事が行われている明治用水頭首工=26日午後、愛知県豊田市で、本社ヘリ「まなづる」から(桜井泰撮影)

大規模漏水から本格復旧に向けた工事が行われている明治用水頭首工=26日午後、愛知県豊田市で、本社ヘリ「まなづる」から(桜井泰撮影)

  • 大規模漏水から本格復旧に向けた工事が行われている明治用水頭首工=26日午後、愛知県豊田市で、本社ヘリ「まなづる」から(桜井泰撮影)
 愛知県豊田市の矢作川から農工業用水を取水する堰(せき)の施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」で発生している大規模漏水について、施設を所管する農林水産省は二十六日、本格復旧に向けた工事には最短でも今秋から二年かかるとの見通しを示した。現地調査で漏水のメカニズムは明らかになりつつあるが、復旧には河川内での大規模な工事が必要で、見通しは不透明なままだ。
 農水省はこの日、原因究明や復旧対策を議論する第三回検討委員会を東海農政局で開き、これまでの調査結果や今後のスケジュールを示した。調査結果によると、最も左岸側に位置する頭首工の柱の地下の川底部分に、流入口とみられる幅五・八メートル、高さ一・八メートルの空洞があった。ここから水が流れ込み、下流にある三カ所の空洞から噴き出しているとみられる。
 本格復旧に向けては柱の基礎を補強するか、建て直す必要がある。農水省は三つの工法案を示したが、工期が最も短い案でも二年、長くて三年かかると見積もった。今秋から最も工期が短い工法で開始しても、完了は二〇二四年となる。
 さらに、工事では漏水原因となった穴周辺の水を抜かなければ作業に着手できないため、河川の水量が...

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