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カツオ盗、第3のルートか 県警が焼津の会社など家宅捜索

2022年7月25日 16時00分 (7月26日 09時58分更新)
焼津冷凍カツオ窃盗事件で、マルテ小林商店に家宅捜索に入る県警捜査員=25日午前7時59分、焼津市で

焼津冷凍カツオ窃盗事件で、マルテ小林商店に家宅捜索に入る県警捜査員=25日午前7時59分、焼津市で

 焼津市の焼津港で水揚げされた冷凍カツオの窃盗事件で、県警は二十五日、三つ目となる新たな窃盗ルートに関与した可能性があるとして、窃盗の疑いで、いずれも水産加工会社の「マルテ小林商店」(同市惣右衛門)と「大熊(だいくま)」(本社・高知県)焼津事務所(同市浜当目二)、運送会社「堀住運送」(同市北新田)などを家宅捜索した。
 関係者によると、昨年三月上旬、焼津港内で、船会社が水揚げした冷凍カツオ約十七トンが抜き取られたとされる。県警は、同社らが窃盗に関与した可能性を調べている。
 午前八時前、四台の車両がマルテ小林商店本社横に到着。県警の捜査員十人が透明のプラスチックケースなどを抱え、事務所に入った。同時刻ごろ、大熊の事務所が入る建物の駐車場にも捜査員五人ほどが到着。捜査員たちは段ボールや書類を手に二階にある事務所へと入っていった。
 マルテ小林商店のホームページによると、同社はかつお節の生産量が国内トップクラス。大熊は、別の冷凍カツオの窃盗事件で逮捕、起訴されている吉田信次郎被告(57)が社長を務める「大熊フーズ」の親会社。
 昨年十月から続く冷凍カツオの窃盗事件では、当時の焼津漁協職員ら七人が逮捕、六人が起訴され、公判が進んでいる。五月に摘発された第二の窃盗ルートでは、水産大手「マルハニチロ」(東京)の子会社の焼津営業所長ら六人が逮捕、三人が起訴されている。

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