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【高校野球京都大会】ドラフト候補左腕、京都国際の森下瑠大が今大会2号2ラン エースが投げず4強進出

2022年7月23日 16時52分

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京都国際高・森下

京都国際高・森下

◇23日 第104回全国高校野球選手権京都大会 準々決勝 京都国際9―4東山(わかさスタジアム京都)
 今秋ドラフト候補に挙がる左腕、京都国際の森下瑠大(りゅうだい)投手(3年)が2試合連続の「4番・右翼」で出場し、準決勝進出にバットで貢献した。初回に今大会2号となる2ランを放つなど5打数4安打の4打点。ここまでの4試合にエースとして一度もマウンドに上がることなく、チームは勝ち進んでいる。
 相手先発、橋本翔太投手(3年)とは中学時代に京都選抜、関西選抜のチームで一緒にプレーした“球友”でもある。「スライダーがメインボール」と知っていた。初回の2死二塁ではその球種を狙っていたかのように打ち、右翼席へ放り込んだ。この先制2ランで試合の主導権を握った。
 7回にも2点適時打で追加点をもたらすなど、4番の責務を果たす。これで出場3試合の通算成績は13打数9安打の打率6割9分2厘、2本塁打、8打点と、相手にすれば手のつけられない絶好調状態にある。
 「普段、打撃練習は30分ぐらい屋内で打つだけ。50スイングぐらいしかしていません。あとは投手メニューです。技術がないので、来た球を打つ、ガムシャラに食らいついているだけ」
 森下はそう話すが、肝心の投球を見ることができずに残念がった中日の米村明スカウトシニアディレクターは「狙い球を一発で仕留める。打ち損じをしない打者」と打撃も評価した。
 京都国際は今春センバツ(第94回選抜高校野球大会)出場を、選手の新型コロナウイルス集団感染のため辞退した。その後、森下は左肘の不調に見舞われ、春季京都大会で救援登板して以降、練習試合でも登板していない。10日ほど前にシート打撃で調整したが、試合となるとぶっつけ本番となる。
 「今の状態はほぼマックスの95(%)ぐらい。いい状態で準備できてます。今日は『状況を見て』と(監督に)言われてました。今日は(先発の)森田がよく頑張ってくれたので、ありがたいなと思いました」
 コロナ禍で涙をのんだ春から4カ月。昨夏以来となる甲子園へ、あと2勝には森下の左腕が必要となるはずだ。

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