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漏水応急工事、完了に遅れも 明治用水増水で中断

2022年7月20日 05時05分 (7月20日 05時05分更新)
 愛知県豊田市の矢作川から農工業用水を取水する堰(せき)の施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」で大規模な漏水が発生している問題で、施設を所管する東海農政局は十九日、取水量を確保するための応急工事の完了が目標の七月末から遅れる可能性があることを明らかにした。工事は雨天による増水で止まっており、工法も見直す。
 農政局は、左岸側にある穴の周辺を鉄板やコンクリートで囲んで水位を上げ、例年並みの取水量を確保。同時に川底を露出させ、穴の調査を進める方針だった。だが工事は増水で今月八日から中断している。
 十九日に会見した小林勝利局長は「一刻も早く完成させたいが、(工程の見直しも含めて)検討している」と述べた。これまでのボーリング調査で穴の周囲の地下の状況がある程度判明し、穴はコンクリートや土のうで覆う。さらなる調査は、秋以降に実施する。
 頭首工の地下には空洞があることが発覚。十九日から頭首工上部の市道を通行止めにしている。原因究明や復旧対策を議論する検討委員会を二十六日に開き、調査結果を報告する。

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