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天国の祖母に贈る初勝利…オリックス椋木蓮「喜んでくれると思います」寮には形見の指輪

2022年7月7日 22時31分

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プロ初登板初勝利でウイニングボールを手に笑顔のオリックス・椋木

プロ初登板初勝利でウイニングボールを手に笑顔のオリックス・椋木

◇7日 オリックス6―2西武(京セラドーム大阪)
 オリックスのドラフト1位ルーキー、椋木蓮投手(22)=東北福祉大=は先発でプロ初登板し、6イニングを2安打、7奪三振の無失点に抑えて、プロ初勝利を挙げた。最速154キロ右腕は春季キャンプで左脇腹を痛めて出遅れ。「なんかヤッター! というより安心したな、という気持ちになってます」と率直な思いを語った。
 スライダーが思うように操れて、困ったときにカウントを取れた。そのおかげでこの日最速153キロだった高めの真っすぐも生きた。3番の森には1安打されたが、4番の山川からは3打席ともフォークで見逃し三振、空振り三振、空振り三振の3三振を奪った。
 6月29日、ウエスタン・リーグの中日戦(杉本商事バファローズスタジアム舞洲)で6イニングを無失点に抑えた試合後、小林宏2軍監督(51)から初昇格を告げられた。「冗談めかしてオマエ、何かしたやろって感じで、そんな雰囲気でおめでとう、と。ようやくスタートラインに立てるとホッとしました」という。
 両親の前での快投でもあった。5月31日、ウエスタン・リーグの広島戦(由宇)では5イニングを投げて6失点と敗戦投手となった。山口の高川学園出身。その試合後に両親には「1カ月ぐらい出直して頑張る」と伝えていた。それから37日。「1カ月後ぐらいに招待できて良かった」と笑みを浮かべた。立て直した姿を見せたばかりか、つかんだウイニングボールもプレゼントするつもりだ。
 それに、昨年8月に88歳で亡くなった祖母(木村勝子さん)に贈る初勝利でもあった。
 「喜んでくれると思います」
 寮には、ネックレスにした形見の指輪が置いてある。

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