本文へ移動

【石川】水少なくても 寒くても 心晴れ晴れ 中能登・不動滝で滝開き 

2022年7月6日 05時05分 (7月6日 10時36分更新)

滝に打たれながら経を唱える参加者たち=中能登町井田の不動滝で


 修験者の荒行の場として知られる中能登町井田の不動滝で5日、滝開きがあった。僧侶や町内外の参加者16人が落差約20メートルの滝に打たれ、家内安全や無病息災を願った。(大野沙羅)
 同地区の円光寺の長谷契俊(はせけいしゅん)住職らの法要が終わり、ほら貝の音を合図に順に滝つぼへ。滝に打たれながら両手の人さし指を合わせて経を唱え、2〜3分間じっと寒さに耐えた。横浜市の友人と参加した羽咋市の水野早乙美(さとみ)さん(40)は4年ぶりで「みそぎのために来たが、悪い心が浄化されて気持ち良かった」と晴れ晴れとした表情を見せた。全国90カ所以上で滝行を体験し、不動滝は5回目という富山県高岡市の善光孝さん(59)は「爽快感が味わえた」と語った。
 不動滝は白山を開山した泰澄(たいちょう)大師が1300年ほど前に開き、滝つぼ横に不動尊が安置されていることが名前の由来と伝わる。住民団体「不動滝を護(まも)る会」によると、今年は梅雨明けが早かった影響で、滝の水量は例年より少なめ。原田好博会長は「水が優しげで物足りなかった方もいるかもしれないが、例年通りできて良かった」と語った。 

関連キーワード

おすすめ情報