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鍵握る1人区に党首続々 終盤戦、公認候補らの応援に熱

2022年7月5日 05時05分 (7月5日 15時03分更新)

県内入りした党首の演説に耳を傾ける有権者ら


 参院選は十日の投開票に向けて終盤戦に入った。「事実上の与野党一騎打ちの構図」が続いた長野選挙区は、昨秋の衆院選で躍進した維新が初めて候補を擁立。選挙戦の行方を左右する全国三十二の「一人区」の一つだけに与野党の党首が県内入りし、公認候補のてこ入れを図っている。 (大久保謙司、城石愛麻、大塚涼矢)
 岸田文雄首相(自民党総裁)は四日、新人の松山三四六さん(52)の応援で県内入りした。街頭に立った長野市で物価高騰対策を挙げ「地域の実情に即した対策ができるよう一兆円の予算を用意した。五・五兆円の予備費も用意し、地域を支援する」と強調。賃上げや農林水産業の振興のほか、目玉政策の「デジタル田園都市国家構想」推進を訴え、支持を呼びかけた。
 立民の泉健太代表は二日、現職の杉尾秀哉さん(64)と松本市で演説した。燃料や物価の高騰に加え、年金の引き下げで個人消費が落ち込んでいると指摘し、「消費税を引き下げ、年金生活者に追加給付して消費を取り戻す」と主張。核兵器を米国と共同運用する「核共有」の議論をけん制し「防衛ではなく教育無償化に国のお金を使うのが正しい安全保障だ」と訴えた。
 維新の馬場伸幸共同代表は新人の手塚大輔さん(39)を応援するため、六月二十七日に県内入り。昨秋の衆院選比例代表で九万票を県内で得たのを引き合いに「維新スピリッツが広まってきた」と強調。「旧民主か自民しか選択肢がなかったところに維新の選択肢ができた」とアピールし、「ぬるま湯につかる自民をピリッとさせる」と気勢を上げた。
 長野選挙区には、このほかに無所属新人のサルサ岩渕さん(44)、諸派新人の秋山良治さん(45)、N党新人の日高千穂さん(43)が立候補している。

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参院選2022
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