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後半戦 主な候補は? <上>

2022年7月5日 05時05分 (7月5日 05時07分更新)
 十日の参院選投開票日まで、いよいよ残り一週間となった。静岡選挙区(改選数二)に立候補している八人のうち、主な四候補の後半戦の戦略や課題を二回に分けて追う。 =上から届け出順

◆平和と暮らし若者へ

鈴木千佳さん 51歳 共新

 「ウクライナ危機に乗じた、軍事一本やりの政治を許すのか」。共産新人の鈴木千佳さん(51)は、県内各地をくまなく遊説して回り、こう訴えている。今回の選挙のキーワードは「平和と暮らし」だ。
 主要候補のうち、憲法改正や敵基地攻撃能力について、明確に「必要ない」と主張しているのは鈴木さんのみ。陣営幹部は「危機的な状況。『何としても訴えを浸透させたい』との意気込みが強まっている」
 前半戦を「特に経済の訴えに対し、有権者の反応が大きかった。共産党の政策が浸透しつつある」と分析。後半戦でも引き続き政策を訴えていく構えだ。
 鈴木さんは取材に「九条改定や大軍拡を許して国民の暮らしを犠牲にするのか、平和外交を貫いて暮らし応援の政策を充実させるのか、争点が明確になってきている」と力説。後半戦では「平和と暮らしがかかった選挙であると、特に子育て世代や若い層に知らせていきたい」と若年層を中心に支持拡大を狙っていく。 
(三沢聖太郎)

◆募る危機感、若さ強調

山崎真之輔さん 40歳 無現=国 当選1回

 「地方に魅力ある産業やデジタル人材の育成が必要です」。無所属現職の山崎真之輔さん(40)=国民推薦=は、インターネット上の仮想空間「メタバース」での集会でこう訴えた。街頭演説、個人集会など従来の選挙活動に加え、ツイッターを毎日更新するなど交流サイト(SNS)での発信にも注力。若年層を意識し、新たな活動に挑戦する。
 物価高対策、賃上げ策とともに、教育国債発行など人材育成への投資も主張。演説では「四十歳で責任世代」というフレーズを多用する。候補者中、最も若いことを強調し、現役世代に共感を呼び掛ける。
 陣営は「相手候補を追いかけている状況」と危機感を持つ。地元西部以外の支持拡大が課題だ。昨秋の補選では下馬評を覆した。本人も「逆転の真之輔」と力を込め、追い上げを狙う。
 国民の玉木雄一郎代表ら幹部も来県し、五日には連合の芳野友子会長も応援に入る。陣営幹部は「盛り返しを図っている。最後まで結果は分からない」と話している。
(柳昂介)

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参院選2022
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