【日本ハム】つまずくふりして…新庄ビッグボスが新たな奇手で1点奪う「選手には俳優になってもらわないと」
2022年7月3日 19時32分
◇3日 日本ハム3―7オリックス(札幌ドーム)
日本ハムの新庄剛志監督が新たな奇手を繰り出した。3回2死一、三塁。一塁走者の石井がスタートを切り、つまずくそぶりをした次の瞬間、三塁走者の松本剛が本塁へ走り出した。「(けん制を)誘い出すイメージを持っていた」と石井。計算通りにオリックス左腕・山崎福が一塁へけん制を投げて挟殺プレーに持ち込んだとき、松本剛はホームを駆け抜けていた。
高校レベルでは一部の強豪校が用いることもあるトリックプレーだが、プロでは極めて珍しい。ビッグボスは交流戦後の非公開練習で、ひそかにこのプレーを準備していた。
「プロじゃ成功せんやろっていう作戦が、意外と成功する。選手には俳優になってもらわないと。演技がうまいランナーだったらサインを出す」とビッグボスは語る。石井を演技派と見込んでのサインが的中した。
5回1死一、三塁ではヒットエンドランが失敗に終わった。ビッグボスが多用する重盗やスクイズへの警戒も厳しくなりつつあるが、「また新たなアイデアを出せばいい。そこは駆け引き」。試合には敗れたが、ビッグボス野球の神髄を示した。
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