巨人・坂本が立浪和義抜く歴代7位の通算176度目猛打賞 今季初1試合2発で借金転落危機救う
2022年7月3日 19時18分
◇3日 広島5―7巨人(マツダ)
ここぞで頼りになるのは、やはりキャプテンだった。4本塁打7得点の巨人が、何とか連敗を3で止めた。負ければ3位に転落し、今季初の借金生活となる危機を救ったのは坂本勇人内野手だった。
2点を追う6回に4月19日以来の一発となる4号ソロ。同点の7回2死一塁では、今季初の1試合2発となる5号2ランを2打席連発で放った。「ホームランだけが野球じゃないですけど、もうちょっと打たないと駄目ですよね」。久々の本塁打に坂本はこう話した。ただ、4回に3点先制される苦しい展開だった中、勝利への流れを呼ぶ、見事な2発であった。
偉大な記録もまた打ち立てた。7回の一発で通算176度目の猛打賞となり、並んでいた立浪和義(現中日監督)を抜き去り、歴代単独7位に。通算安打でも4回の1安打目で稲葉篤紀(元日本ハム)に並ぶと、2発で抜き去り、歴代23位の通算2169安打となった。
2位は死守したが、ヤクルトが遠く離れた状態は変わらない。「一つ勝ったからといって手放しで喜ぶわけにはいかんでしょ」。原辰徳監督はこう語る一方、「主力がチームを引っ張るということは非常に重要なこと」と、打つべき人が打って勝ったことは手応えの一つとして捉えた。「自分たちがやるべきことをしっかりやるしかない。もちろん相手も大事ですけど、自分たちがいい野球をして勝っていくことが大事」と坂本。一つ一つ勝ちを積み上げて巻き返していく。
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