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過去2社の教訓生かせず KDDI通信障害 

2022年7月3日 05時05分 (7月3日 05時06分更新)
 KDDI(au)の通信障害は、生活に直結した多くのサービスに混乱をもたらした。NTTドコモやソフトバンクが起こした過去の大規模障害の教訓を生かせず、今回は通信サービス以外の広範囲に影響を拡大させてしまった。今や社会の基幹インフラとなった通信ネットワークに支障が出ることのリスクが改めて浮き彫りになった。
 KDDIなどの通信会社が全国に張り巡らせた通信ネットワークは、一般の事業者も利用し、さまざまな機器の間でデータをやりとりすることで顧客へのサービスを提供している。このため通信障害が起こると、そのネットワークを使ったシステムにもトラブルが生じ、悪影響が広範囲に及びかねない。
 全国の駅で列車の遅延が発生したJR貨物では、エリアによっては休みの社員を呼び出すなどして対応に追われた。コンテナなどの荷物の行き先や中身をリアルタイムで把握するシステムを導入しており、主にKDDIの回線を使用しているためだ。社員らは全国の駅でコンテナの中身や行き先などを目視で確認する必要に迫られた。
 貨物列車の遅れは、日本郵便の郵便物やゆうパックなどの配達が遅れる可能性にも波及。JR貨物の関係者は「回線復旧の情報はな...

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