快進撃が止まらないヤクルト!最速M点灯の高津監督「歯を食いしばる野球ができている」5月11日から連敗なし
2022年7月2日 23時03分
◇2日 ヤクルト2X-1DeNA(神宮)
ツバメのクラッチヒッターが本領発揮の大仕事で歴史的な勝利を決めた。リーグトップの得点圏打率を誇るヤクルト・塩見泰隆外野手が延長10回に値千金のサヨナラ打。首位を独走するチームに2リーグ分立後では1965年7月6日の南海を上回る史上最速のマジック53が点灯した。
「最高にうれしいです。形は悪かったけどサヨナラになってくれてうれしかった」。1死満塁で放った三塁内野安打はプロ5年目で初のサヨナラ打。その殊勲打は山田に”おねだり”したパワー伝授の儀式から飛び出していた。
打席に入る前だった。絶好機で出番が回ってきた塩見は一撃必殺のパワーをもらうために山田と握手。「おまえ、打てるよ」と送り出された打席で最高の結果を残した。その後に待っていたのはナインの手荒い祝福。山田の「おれがパワーをあげたおかげ」というひと言にほほが緩んだ。
そんな塩見は0―1で迎えた8回にも持ち前の勝負強さを見せつけていた。2死一、二塁で「気持ち!気持ち!気持ちで打ちました」とコメントした同点適時打。7回まで散発4安打に抑え込まれていたDeNAの先発・浜口から貴重な1点をもぎ取った。
「本当に家族のようなチームで毎日クラブハウスにくるのが楽しみ。毎日が楽しい」。1日には連勝が4でストップしたが、塩見が目を細めるアットホームなチームは5月11日から連敗なし。無類の強さでマジックを点灯させた高津監督は「みんなの頑張りの結果。我慢して歯を食いしばる野球ができている」とナインをねぎらった。3日も勝てば破竹の14カード連続勝ち越し。セ界の貯金を独占するヤクルトの快進撃は、止まる気配がない。
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