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フランス相手に前半13-13 大金星への期待をつくった若き21歳のSO李承信【ラグビー日本代表】

2022年7月2日 20時22分

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日本―フランス 後半、タックルをかわして前進する李

日本―フランス 後半、タックルをかわして前進する李

 ラグビーのテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2022」第3戦が2日、愛知・豊田スタジアムで行われ、世界ランク10位の日本代表は同2位のフランス代表に前半は13―13と健闘するも後半に4トライを許し、23―42で敗れた。対戦成績は1分け10敗となった。フランス代表とは9日に東京・国立競技場で再戦する。
   ◇   ◇
 前半を終えて13―13の同点。W杯以来の日本代表テストマッチを迎えた豊田スタジアムには、金星への期待感が漂った。
 その空気を引き寄せたのは、21歳の若き司令塔初先発のSO李承信(り・すんしん)だ。山沢拓也の新型コロナウイルス感染で、リザーブから試合前日に繰り上がって先発が決まった。
 「驚いたけど、相手が世界トップの強豪だし、まず楽しもうと。試合前は少し緊張したけど、最初にボールを持ってからはほぐれました」
 パスが日本のリズムをつくる。7点を先行された前半6分にPGを決め、14分にはナンバー8テビタ・タタフ(東京SG)のトライと李のゴールで逆転。25分にもPGを成功させた。
 「パスなど自分の持ち味は出せたと思う。でも後半は自分のミスで流れを失ってしまった。いい勉強になりました」
 逆転負けにも前を向いた。大阪朝鮮高から帝京大に進むも1年で中退。ニュージーランド留学を目指したが、コロナ禍に阻まれて断念。しかし神戸製鋼(現・神戸)に入団し、世界のスター選手にもまれ、21歳で日本代表の先発SOに抜てき。「あの若さで落ち着いてゲームをつくっていた。ミスもあったけど、この相手と80分戦ったのはいい経験だ」とジョセフ・ヘッドコーチもたたえた。
 「自分の選んだ道を後悔したくない。正解かどうかは分からないけどチャレンジしたい」と李。9日、国立競技場の再戦での勝利へ。強敵フランスに挑む日本代表に楽しみな武器が増えた。

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