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黒部市民病院 フィリピン人が看護補助 人手不足に 救いの手

2022年7月2日 05時05分 (7月2日 10時59分更新)
ベッドメイキングの練習をする(左から)サレノ・ジェネット・ピネダさん、モンロヨ・マリヤ・エリヤン・ミアモさん、ポー・クリサンリン・フェルナンデスさん=黒部市民病院で

ベッドメイキングの練習をする(左から)サレノ・ジェネット・ピネダさん、モンロヨ・マリヤ・エリヤン・ミアモさん、ポー・クリサンリン・フェルナンデスさん=黒部市民病院で

県内公的病院で初 「特定技能制度」を活用

 黒部市民病院は県内の公的病院では初めて特定技能制度を活用し、看護補助員としてフィリピン人女性三人を受け入れた。看護師、看護補助員が不足している中、看護師が本来の業務に専念できるようにするのが狙い。(松本芳孝)
 三人はサレノ・ジェネット・ピネダさん(33)、モンロヨ・マリヤ・エリヤン・ミアモさん(27)、ポー・クリサンリン・フェルナンデスさん(36)。モンロヨさんは初来日で、サレノさん、ポーさんは日本で働いた経験はあるが、病院勤務は初めて。
 五月二十六日の受け入れ初日から、午前八時半〜午後五時の日勤で勤務。看護師や先輩看護補助員の指導を受けながらベッドメイキングや患者の体ふき、口内洗浄、食事の介助などにあたっている。
 勤務開始から一カ月余。サレノさんは「最初はすごく疲れたが、今はそんなこともなくなり、仕事は順調」と話す。今の心配は北陸の冬だそうで、来日経験がある二人も神奈川と静岡で勤務していた際に「雪のことはいろいろ聞いていた」と首をすくめた。
 藤井淳子看護部長は「仕事に慣れたら、入院患者の朝食の世話をする早出、夕食の世話をする遅出などの勤務もしてもらいたい」と期待した。
 特定技能は二〇一九年四月に導入された在留資格で、深刻な人手不足と認められた十四業種に外国人就労が解禁された。三人の業種は介護職。日本語がある程度話せる特定技能1号で、最長五年まで同病院で働ける。

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