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【女子ゴルフ】小野祐夢、好調パットのリズムは『ヒューン、ヒューン』5アンダーで2打差の4位につける

2022年6月30日 19時41分

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5アンダーでホールアウトした小野祐夢

5アンダーでホールアウトした小野祐夢

◇30日 女子ゴルフ 資生堂レディスオープン第1日(横浜市旭区・戸塚CC西C)
 プロ7年目の小野祐夢(ひろむ、24)=ニチコン=が7バーディー、2ボギーの67で回り、首位と2打差の5アンダー4位につけた。昨シーズン下部ツアー賞金ランク2位となる活躍の裏で、早大を5年かけて卒業。文武両道を地でいく女子プロだ。7アンダー首位は李知姫(韓国)、6アンダー2位にサイ・ペイイン(台湾)とペ・ソンウ(韓国)が続き、小野と並ぶ5アンダーに稲見萌寧(22)=楽天、吉田優利(22)=エプソン=ら5人がいる。
     ◇
 プロテスト合格当初は「コアラに似てるって言われます」と無邪気に話していた小野が、あと2週間で25歳になる。ツアープロとしての戦いの合間に勉強を続け、2017年から5年間かけてこの3月、早大人間科学部健康福祉学科eスクール(通信制)の卒業にこぎつけた数少ない学士女子プロだ。
 この日は午前組で1番からスタート。2番でバーディー先行したものの3番で3パット、4番ではティーショットをミスして連続ボギーとつまずいた。だが「1ホールずつ切り替えて、集中してプレーできたし、パッティングがよかったです」と12番で8メートルをガツンと沈めると、13番で3メートル、15番ではグリーン奥からチップインも決めて7バーディーを奪った。
 「先々週、初めてパッティングコーチ(橋本真和さん)のレッスンを受けたんです。私の場合はリズムを意識することでラインもよく見えてきました」と小野。メトロノームのように一定のリズムを刻む音と光が現れる動画をスマホに入れ「寝る前も起きてからも、もちろんラウンド前も見て、自分の中に植え付けてパッティングしてます」。小野の表現では「『ヒューン、ヒューン』って感じの音です」という。
 昨季は下部ツアーで2勝し、同賞金ランク2位の資格で今季前半戦出場権を得た。しかし「過去にレギュラーツアーにフル参戦した18、19年よりゴルフに自信があったのに、スコアにならなくて悩んでいた」と、前週までの出場17戦で予選通過は6試合。次週のニッポンハムレディス終了時点で行われるリランキングの暫定順位は50位とピンチだ。後半戦出場権を確保するためには35位程度までランキングを上げる必要がある。「しっかりいい位置で予選を通って、上位を目指したい」。
 猛暑の岐阜で育った小野が、涼しげな笑顔を武器に熱い戦いに挑む。
 ▼小野祐夢(おの・ひろむ) 1997年7月13日生まれの24歳。岐阜県土岐市出身。161センチ、54キロ。9歳でゴルフを始め、2010、12、13年中部ジュニア、14年中部女子アマ、文部大臣杯全国大学高校対抗戦などで優勝。岐阜・帝京大可児高を卒業後、16年プロテストに一発合格。20-21シーズン、下部のステップアップツアー2勝し同ツアー賞金ランク2位に。ツアーのかたわら勉学を続け今春、早大人間科学部健康福祉学科eスクール(通信制)を卒業。

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