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田中恒成“超攻撃スタイル”復活「早く世界で闘いたい」次戦は年内、井岡と再戦の可能性も【ボクシング】

2022年6月30日 06時00分

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ベルトを肩に、ポーズをとる田中

ベルトを肩に、ポーズをとる田中

 ボクシングのWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級タイトル戦が29日、東京・後楽園ホールで行われ、挑戦者で元世界3階級制覇王者の田中恒成(27)=畑中=が、王者の橋詰将義(28)=角海老宝石=に5ラウンド(R)2分52秒TKOで勝利し、新王者となった。戦績は田中が18戦17勝(10KO)1敗、敗れた橋詰が22戦19勝(11KO)1敗2分け。
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 攻めて、攻めて、攻め抜いた。超攻撃スタイル。多少被弾しようともお構いなし。2R以降は無敗の王者を圧倒し、5R、TKO勝利。「内容はまだまだだけど、KO勝ちできたことはよかった」。強い恒成がよみがえった。
 2014年10月以来の後楽園ホールだった。当時はまだ世界王者になる前。どこか懐かしかった。当時は新幹線の自由席で東上したが、今回はグリーン車。3階級制覇し、井岡一翔(33)=志成=に敗れ、全てを失った。「いろいろ悩んだ」時もあった。時はたち、紆余(うよ)曲折もあったが、改めて強さを証明した。
 畑中清詞会長(55)も今回の結果に納得顔。次戦は年内に名古屋で行う方針を口にしたが「チャンピオンサイドといろいろ交渉していこうと思う」とWBO、IBFのベルトを見据えて動く考えだ。井岡との再戦の可能性もある。実際、世界戦は順調にいって来年になる見込みだが、10月末に予定されているWBOのコンベンションに、恒成を連れて出席するプランも明かした。
 「相手を元々、自分は選ばないので。早く世界で闘いたい」。世界でも通じるスピードを武器に、攻め抜く以前のスタイルで完全復活した。誰が相手でも勝つ―。恒成が世界戦線に戻ってきた。

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