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中日立浪監督「ことごとく打ってくれた」連敗脱出劇つないだ阿部5安打…前日から8打席連続安打

2022年6月30日 06時00分

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延長10回、中前打を放つ阿部

延長10回、中前打を放つ阿部

◇29日 巨人―中日(ヨーク開成山スタジアム)
 やっとトンネルを抜けた。中日は29日の巨人戦(福島県郡山市、ヨーク開成山スタジアム)で、延長10回押し出し死球で決勝点を取り、3―2で勝ち、チームの連敗を6で、屋外球場での連敗も11で止めた。阿部寿樹内野手(32)が初回に先制打、5回に同点打、そして10回は中前打でつないで決勝点のお膳立てをし、5打数5安打、前日から8打席連続安打の大活躍。文句なしにチームを救う働きを見せた。
 ◇
 今季8度目の延長戦を制し、チームと屋外球場の連敗に終止符を打った。阿部が東北の地で大暴れした。キャリアハイとなる1試合5安打の固め打ち。前日の試合の第2打席から8打席連続安打とした。球団では2005年にタイロン・ウッズ、18年に大島が8打数連続安打を記録しているが、8打席連続は球団初だ。
 「(記録は)知らなかったですが、よかったです」
 延長10回、この日5本目となる安打で好機を演出した。先頭のA・マルティネスが出塁した後、中前打でつないだ。「何とか後ろにつなげて『あとは頼んだ』という気持ちでした」。石岡も内野安打で続き、無死満塁で三ツ俣の押し出し死球で決勝点を取った。
 初回から勢いが止まらなかった。初回は2死一、三塁で、巨人の先発・山崎伊の136キロフォークを中前へはじき返す先制適時打。チームは9試合ぶりに先制点を奪った。「チャンスだったので1本打てて良かったです」。4回は投手強襲安打。1―2で迎えた5回は2死一、三塁で、山崎に内角攻めで追い込まれたが、カウント2―2から5球目をまたも中前にはじき返す、同点適時打を放った。8回も先頭で右前打を放ち、5安打2打点。立浪監督は「ことごとく打ってくれた。働きは大きい」と目を細めた。
 山形と福島で2試合が行われた東北シリーズ。阿部は同じ東北地方の岩手県一関市出身。粘り強いと言われる東北人。「気質なので、備わっているかなと思います。(東北の試合で)生きているアピールができてよかったです」と勝負強さを発揮し、晴れ姿を見せた。好調にも「続けないと意味がないので、続けたい」と気を引き締め、1勝をかみしめた。

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