【中日】高橋宏斗が自己最速タイ155キロ7奪三振2失点105球 ぶっつけ本番舞台気にせず
2022年6月30日 06時00分
◇29日 巨人2―3中日(ヨーク開成山スタジアム)
ありったけの力を振り絞った。高橋宏が2―2の6回、先頭の岡本和を空振り、坂本の安打を挟んでポランコを空振り、大城を外角低めギリギリの151キロで見逃し三振。最高の形で自己最長タイの6イニングを投げきり、自己最速タイの155キロもマークする7奪三振の2失点。真っ向勝負の105球で、連敗ストップを演出した。
自身の2カ月ぶりの白星となる4勝目はお預けとなったが「連敗とかは気にせず、自分のピッチングを心掛けた。5回、6回が一番の踏ん張りどころなので、そこに重きを置きました」
背番号19にとって野球の原風景は、この日と同じ「ビジター+屋外」だった。5歳年上の兄・伶介さんが小学生の時に所属した硬式のチームは、専用のグラウンドがなく遠征の連続。3歳のころ高橋宏も、プラスチックのバットと新聞紙を丸めたボールを手にプレーのまね事をしながら、家族と応援。新しい場所で新しい仲間と出会いながら、のめり込んでいった。
だからこそ、ぶっつけ本番も「問題なかったです」。人生初となるヨーク開成山スタジアム。舞台のマウンドを初めて踏んだのは、プレーボールの2時間20分前だった。シャドーピッチング数球で感触はOK。内野スタンドで練習を見守っていた報道陣に「もうこれ以上、暑くならないですよね?」と気負いはゼロだった。
反省点は初球の入り方。1―1の3回2死一、三塁から坂本に一時は勝ち越しを許す左前適時打を許した。2回は外角に決まって投ゴロに仕留めたカットボールが真ん中に入った。
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