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気になるお相手に出会えてます 県の婚活支援事業が好調

2022年6月30日 05時05分 (6月30日 10時06分更新)
県と市町が運営する「ふじのくに出会いサポートセンター」のホームページ

県と市町が運営する「ふじのくに出会いサポートセンター」のホームページ

  • 県と市町が運営する「ふじのくに出会いサポートセンター」のホームページ
  • サービスを紹介する動画の一場面
 県が今年から始めた婚活支援事業の登録者が開始半年で千七百人を突破した。本年度の目標だった七百五十人を大幅に上回り、三十七組が交際に至った。十八日に伊豆の国市で開いた茶摘み体験には二十二人が参加。七月以降も各地で婚活イベントを予定する。
 県と市町が運営する「ふじのくに出会いサポートセンター」がサービスを提供。登録者はマッチングシステムで相手を探したり、イベントに参加したりできる。ビッグデータを活用しておすすめの相手を紹介したり、交際のアドバイスを送ったりもする。
 十六日現在の登録者は千七百八十人で、男性が六割で女性が四割。登録料は一年プランが一万円、二年プランが一万六千円だが、サービス開始に合わせて三月末まで実施した無料登録キャンペーンの影響が大きいという。
 特徴は、登録情報の確認や個人情報の保護などに慎重を期していること。登録に際しては写真付きの身分証明書はもちろん、直近の所得が分かる「所得証明書」や本籍地の市町村が発行する「独身証明書」の提出が必要な上、センター職員が面談して内容に間違いがないかを確かめている。
 検索で出てくるのはニックネームで本名は公開されない。条件が一致してオンラインや対面で会った際にも、個人情報を直接伝えることは厳禁。互いに気に入れば「友達」として、チャットでやりとりができるようになるが「友達」は三人までに限られる。
 約束をしてから実際に会うまでの期限は一カ月以内。会って一週間以内に「友達」になるかどうかを決め、ならなければ連絡は取れなくなる。「友達」でいられるのは六十日間で、期間内に交際に進まなければ、これも連絡は取れなくなる。
 交際に至ると、センターから相手の個人情報が伝えられると同時に、他の人とのやりとりや検索はできなくなる仕組み。県子ども未来課の担当者は「婚活をしていることを公にしたくない人もいる。安心安全な出会いを提供するため」と説明する。
 二〇二二年度の予算は三千万円。三分の二は国の交付金を活用する。七月は二日に湖西市、十六日に掛川市、三十日に島田市でイベントを予定している。県子ども未来課の担当者は「より多くの会員が交際に至るようにイベントやセミナーを企画していく」と意気込んでいる。 (高橋雅人)

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