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防げ熱中症 能美一丸 消防団、女性・子どもクラブも参加

2022年6月30日 05時05分 (6月30日 12時15分更新)
7、8月の熱中症予防強化月間をPRする紙を消防車に貼り付ける職員=能美市防災センターで

7、8月の熱中症予防強化月間をPRする紙を消防車に貼り付ける職員=能美市防災センターで

防災無線や街頭啓発 身近な呼び掛け期待

 厳しい暑さが続く中、能美市消防本部は、熱中症予防の呼び掛けを強化する。本部職員が担当してきた防災行政無線での注意喚起に七月二日から順次、市消防団や女性防火クラブ、子ども消防クラブのメンバーら約二十人が参加。関係団体が一丸となって市民の安全確保を図る。市内のドラッグストアなど民間事業者の協力で、買い物客らに注意を促してもらう新たな取り組みも始める。(平野誠也)
 消防本部によると、防災行政無線での呼び掛けは、熱中症の危険度を示す「暑さ指数」が一定程度に達すると実施する。指数は湿度や気温、路面からの照り返しなどを基に算出され、「28以上〜31未満」になると「厳重警戒」、「31以上」は「危険」とされる。
 毎日午前六時と正午に小松市内での観測結果から算出される指数の予測値が28以上になると、当日午前七時四十分に屋内で、午後一時に屋内外で放送する。
 このうち、土日祝日の放送を消防団員らが担当する。市民により身近な人を起用することで、呼び掛けの実効性を高める狙いもある。平日はこれまで通り、本部職員が放送する。熱中症の危険性を抑えるため、屋外で人と距離を取れる場合はマスクを外すことも勧める。
 このほか、一部のドラッグストアやスーパーでは、小まめな水分補給などを呼び掛けてもらう。乳酸菌飲料の販売会社の協力を得て、女性スタッフが市内で宅配する際に注意を促してもらう取り組みも始めた。
 消防本部は毎年七月一日〜八月三十一日を独自に「熱中症予防強化月間」としており、今年も強化月間を記した紙を消防車や救急車に貼り付けてPRする。
 市内で今年、熱中症の疑いで搬送されたのは二十八日現在で七人と、前年同期に比べて七人増加。体が暑さに慣れない時期に気温が上昇したほか、コロナ禍の沈静化に伴って外出する機会が増えたことも一因だという。消防本部警防課の北西誠二課長は「呼び掛けの機会を増やし、熱中症予防につなげたい」と話す。

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