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市民劇「観客で満席にしたい」 「だるま屋」少女歌劇をモデル 

2022年6月29日 05時05分 (6月29日 09時48分更新)
舞台の成功を誓い合った出演者ら=福井市のハピリンホールで

舞台の成功を誓い合った出演者ら=福井市のハピリンホールで

顔合わせ・初稽古 出演者意気込む

 福井市の西武福井店の前身「だるま屋」に実在した少女歌劇をモデルにした市民劇「雨の夏、三十人のジュリエットが還(かえ)ってきた」の顔合わせ・初稽古が二十七日、同市のハピリンホールであった。出演者一人一人が「選ばれたからにはやりきる」「客席を満席にしたい」などとあいさつし、成功を誓い合った。 (曽根智貴)
 「雨の夏−」は、戦禍で歌劇団を失った百貨店を舞台に、元娘役スターとファンらが歌劇団の再生を目指す物語。劇作家の故清水邦夫さんが書き上げた戯曲で、県内初公演となる。五月にオーディションを実施し、出演者二十九人を公募で決定。年齢層は十〜六十代で、舞台未経験者も多い。
 初稽古では、物語の全体像を把握するために台本の読み合わせをした。演出を手がける劇団「演衆やむなし」の中埜コウシさん(47)が「演技しようと思わなくていい。やりとりを意識していこう」と指示。出演者たちは感情を乗せながらせりふを読み上げ、言葉の強弱やイントネーションを確認していた。
 今後は週二回ほど稽古し、発声など基礎から練習を進めていく。本番は十二月二十四、二十五の両日に予定。少女歌劇団の元娘役スター「風吹景子」を演じるバレエ教師の児玉縁(ゆかり)さん(63)=福井市=は「クリスマスの二日間。すばらしいプレゼントを観客に贈りたいです」と声を弾ませていた。

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