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一塁ヘッドスライディングをさせないためには?

2022年6月29日 05時05分

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 【質問】中学のコーチをしています。一塁へは駆け抜けた方が速いと教えています。それでもヘッドスライディングをする子がいます。アドバイスをお願いします。 (千葉県市原市 Mさん)
 【答え】高校野球ではよく見かけますね。何とかセーフになりたい気持ちから無意識のうちに滑っているのでしょうが、一塁へは駆け抜けた方が速いと思います。大学生を指導しているときに、ある大学教授から、踏み切り次第ではヘッドスライディングの方が速いという研究結果を示されたことがあります。スピードを落とずにベースの手前4メートルぐらいで踏み切って飛び込んだら駆け抜けるよりも速いとのことでしたが、とても危険なプレーです。一塁へのヘッドスライディングで肩や指を故障した選手も何人も見てきたので、学生には駆け抜けを徹底しました。
 大リーグで4000本以上の安打を記録したピート・ローズ選手はヘッドスライディングが代名詞のように有名でしたが、中学生の野球はプロ野球とは違います。中学生のヘッドスライディングには士気を高める意味があるのかもしれませんが、一塁へは駆け抜けてください。ヘッドスライディングは帰塁するときに使います。一塁走者の場合、両手でなく右手を伸ばしてベースの外野寄りの角へタッチします。踏み切る瞬間に体を少し丸めると早く滑ることができます。上手に滑ったときは右の腕から右足までユニホームに泥がつきます。(慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
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