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【中日】立浪監督勝利の女神から見放された、2度の本塁突入失敗で屋外球場11連敗…泥沼抜け出せず6連敗

2022年6月29日 06時00分

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ウォーカーの好返球でアウトになる阿部

ウォーカーの好返球でアウトになる阿部

◇28日 巨人6-2中日(荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた)
 あぁ青息吐息…。中日は28日の巨人戦(荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた)に2ー6で敗れて今季3度目の6連敗となった。先発・小笠原慎之介投手(24)が6イニングを投げ4四球で3失点、2番手の清水達也投手(22)は3四球と被安打1で3失点。狭い地方球場で四球で自滅する形となり、借金は「12」に膨らみバンテリンドームナゴヤが本拠となった1997年以降、ワーストの屋外球場11連敗となった。
 山形の夜空に描かれた放物線で、勝利の女神から見放された。先発の小笠原が5回に巨人・丸に勝ち越し16号2ランを献上。さらに7回は2番手・清水が3者連続四球スタートで坂本に中越え2点打を許す。この回3失点で息の根を止められた。
 初回に小笠原が先制点を与えて8戦連続先制され、初回失点は直近6戦で5度目。悪い展開はさらなる不運も呼ぶ。得点機会を送球難を抱えるウォーカーに阻止された。2回1死一塁では高橋周の左前打に、スタートを切っていた一走のA・マルティネスが本塁突入。中継プレーに憤死した。4回2死一、二塁では石橋の左前打に山なりの本塁送球。二走・阿部の走路にドンピシャで投げられ、またも得点は阻まれた。
 屋外球場の連敗は11に伸びた。1997年に本拠地をナゴヤ球場から広いドーム球場にしてから四半世紀。ワースト記録を更新した。温室育ちゆえか広い本拠地球場で長距離砲は育たず、投手は狭い屋外で四球絡みで失点。立浪監督は「狭い球場でどう戦うか。ピッチャーもプレッシャーがかかる」。6失点のうち、本塁を踏んだ4選手は四球の走者だった。
 指揮官の願いも宙をさまよう。シーズン前、三重県・鈴鹿市にある椿大神社を訪れた。物事をいい方向へ導く猿田彦大神をまつる、全国二千余社の本宮。屋外10連敗し、27日に大阪から山形へ移動した指揮官。「御利益あるはずなんやけど…。けど、今はな…」。現実を飲み込み前を向いた。山形の地は、反抗の足掛かりとはならなかった。
 泥沼を抜け出せるプラス材料がなかなか見いだせない。故障者が増えたうえに5月下旬の2軍戦では、先発野手が4番から8番までの5選手が30代。チーム編成のひずみが、現在の状況と無関係とは言い難い。
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