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藤井聡太王位、豊島将之九段の『奇襲』に一方的に時間を使わされ…2日目の戦いにどう響くか【王位戦】

2022年6月28日 18時28分

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藤井聡太王位

藤井聡太王位

 藤井聡太王位(19)=竜王・叡王・王将・棋聖、愛知県瀬戸市=に豊島将之九段(32)=同県一宮市出身=が挑戦する「お~いお茶杯第63期王位戦」七番勝負第1局(中日新聞社主催、伊藤園特別協賛)は28日、愛知県犬山市のホテルインディゴ犬山有楽苑で始まった。定刻の午後6時に指し掛けとなると、豊島が79手目を封じた。2日目の29日は午前9時に再開し、勝敗は夜までに決着する見通し。
 昨年は王位戦から叡王戦、竜王戦へと続く“十九番勝負”を展開した両者。結果は11勝3敗で1防衛、2奪取と藤井が圧倒し、豊島は無冠転落の屈辱を味わった。だが、そこは豊島。竜王戦閉幕直後の将棋日本シリーズ決勝では藤井を破って意地を見せ、王位挑戦権もきっちり獲得してきた。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の思いを豊島がどう盤上にぶつけ、藤井がどう迎え撃つのか。地元に熱烈なファンの多い2人だけに、4度目の“尾張対決シリーズ”は大変な盛り上がりを見せていくはずだ。
 戦型は先手・豊島が角換わり腰掛け銀に誘導すると、いきなり事前研究の周到さをうかがわせる局面が現れた。藤井が先攻の構えを見せるや、何と初日の午前中にもかかわらず、一気に終盤に突入しそうな銀損の猛攻撃を敢行したのだ。これには藤井も意表を突かれたのか、一方的に時間を使わされる展開に。
 結局、両者の消費時間の差は3時間近くにまで広がった。形勢は互角だが、これが2日目の藤井の戦いにどう影響してくるかに注目が集まる。持ち時間は各8時間で、1日目の消費時間は豊島2時間7分、藤井5時間4分だった。

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