森保ジャパンW杯向け”お宝発掘作業”まだ継続、185センチFW町野、1年目で5得点のFW満田ら候補に
2022年6月28日 18時05分
サッカー日本代表の森保一監督(53)が28日、オンラインで取材に応じ、国内組で臨む東アジアE―1選手権(7月19~27日)の招集メンバーについて、「W杯に向けて戦力として可能性のある選手、Jリーグで活躍している選手、U―21日本代表で(U―23)アジアカップで活躍した選手を数名選んでいきたい」と方針を明らかにした。
W杯1次リーグ初戦・ドイツ戦まで5カ月を切り、「8強以上」を目指したチーム作りは第4コーナーに差しかかった最終段階。それでも、森保監督は「まだまだ選手の発掘はしていこう」と旬の若手、新戦力の登用を止めるつもりはなく、東アジアE―1選手権は絶好の機会にほかならない。
招集リストの筆頭候補にいるのは、得点ランク2位の今季8得点を挙げているFW町野修斗(22)=湘南=だ。「背後への抜け出し、湘南の前線の起点になるプレーで攻撃をけん引している選手」とは森保評。身長185センチでヘディングも強く、伸び盛りのストライカーは「ポスト大迫勇也」にうってつけの存在と言っていい。
さらに、プロ1年目ながら5得点とブレーク中のFW満田誠(22)=広島=、新境地のトップ下で6得点と好調のFW西村拓真(25)=横浜M=も候補に挙がり、「チャレンジする姿勢がすごくいい。調子の良いところをプレーと結果を持って見せてくれている」と高く評価した。
今季6得点のU―21日本代表FW細谷真大(20)=柏、U―23アジア杯でチーム最多3得点を挙げた同FW鈴木唯人(20)=清水=の活躍もチェック済みで、指揮官は「A代表でも活躍できるだけの力をすでに持っていると思われる選手たちもいる」と抜てきを示唆した。
森保監督は選手時代に無印の存在から発掘され、飛躍のきっかけを手にした。だからこそ、「できる限り漏れがなく、日常の試合を国内外問わずチェックして見た上で、最終的に選考していくことは最も大切なこと。手抜きはしていない」と指揮官。埋もれた宝を見過ごすつもりは、さらさらない。
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