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新人女性騎手・今村聖奈が重賞初騎乗初V狙う、テイエムスパーダ48キロで主戦が騎乗できずチャンス到来【CBC賞】

2022年6月28日 17時20分

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今村

今村

 重賞初騎乗初Vの快挙なるか。1年目の今村聖奈騎手(18)=栗東・寺島=が「第58回CBC賞」(G3・7月3日・小倉・芝1200メートル)で、有力馬のテイエムスパーダに騎乗することが決まった。斤量48キロと想定よりもハンデが軽く、主戦の国分恭の代役として依頼が回ってきた。重賞は初騎乗となるが、前走が強い勝ちっぷりで、小倉コースが得意、しかも48キロは有利だけに、いきなりビッグチャンスが到来した。
 すでに新人女性騎手デビュー年最多勝利記録を塗り替えた今村に、新たな快挙を生み出す好機が巡ってきた。当初、テイエムスパーダには国分恭が騎乗するはずだったが、27日に発表されたハンデは、想定していた49キロではなく48キロ。さすがに減量できる許容範囲を超えていたことで白羽の矢が立った。
 「乗ったことがない馬ですが、この前が強かったですからね。あす(29日)の追い切りに乗る予定なので、そこで感触をつかめれば。チャンスがある馬ですし、頑張りたいです」。先週は勝ち星がなく8週連続勝利を逃した今村だが、巡ってきた騎乗依頼に熱く意気込みを語った。
 小倉での騎乗経験はないが、思い入れがある競馬場だ。父の康成助手が騎手時代、小倉滞在時に連れていってもらっていた。「開幕週の芝はすごくきれいなイメージです」。スピードが武器のテイエムスパーダにとって、理想的な舞台であり、小倉コースは3戦3連対と得意にしている。
 2番手から楽に押し切った前走の皆生特別(2勝クラス)から中1週。ローテはやや厳しいが、「早く回復してくれたし順調だよ」と五十嵐師は笑顔で不安を打ち消す。「斤量差があるし、前々で運んで、どれだけ残れるかという競馬になるのかな」と先行策をオーダーするつもりでいる。
 重賞初騎乗初Vとなれば、2008年の宮崎北斗(愛知杯=セラフィックロンプ)以来史上5人目、デビュー1年目に限れば1998年の池添謙一(北九州記念=トウショウオリオン)以来となる快挙だ。ここまで新人最多の16勝をマークしている今村が、突如舞い降りたチャンスを生かし、新たな記録を打ち立てる。
◆武幸四郎元騎手はデビュー2日目で重賞制覇 
今村が重賞初騎乗初勝利を飾れば、1992年の菊沢隆仁元騎手(ウインターS=チェリーコウマン)、97年の武幸四郎元騎手(マイラーズC=オースミタイクーン)、98年の池添謙一(98年・北九州記念=トウショウオリオン)、2008年の宮崎北斗(愛知杯、セラフィックロンプ)以来史上5人目。デビュー1年目では池添以来4人目となる。また、現調教師の武幸四郎元騎手が記録したのはデビュー2日目で、初勝利が初重賞制覇だった。

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