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北陸も最速梅雨明けか 6月中なら初

2022年6月28日 05時05分 (6月28日 10時02分更新)
 異例の猛暑が続く中、北陸地方でも史上最速の梅雨明けとなる可能性が出てきた。早ければ二十九日にも宣言となる予想で、そうなれば、平年よりも一カ月近くも早い「盛夏入り」だ。今年の梅雨入りは平年よりも三日遅く、記録的に短い梅雨となりそうだ。
 石川、富山の両県を管轄する新潟地方気象台によると、これまでに最も早い梅雨明け宣言は二〇〇一年の七月二日。平年は七月二十三日ごろで、統計を始めた一九五一(昭和二十六)年以降、七月初旬の宣言は何度かあるが、六月中に出されたことは一度もない。
 気象台の担当者は「平年に比べ、太平洋高気圧の勢力が強い。梅雨前線を北へ北へと押し上げるタイミングが早まっている」と説明。九州南部や東海、関東甲信だけでなく、全国的に梅雨明けは早まっていく可能性があるという見立てだ。
 北陸地方の今年の梅雨入りは十四日で、六月中の梅雨明けとなれば、その期間はわずか二週間ほど。
 梅雨明け後は積乱雲の発達により、地域によっては一時的な強い雨に見舞われることも。ただ、七月三日ごろまでは強い日差しが続くと予想されており、午前中から気温が上昇して猛暑となる。気象台の担当者は「熱中症の危険度が高い場合は、無理をせず運動を控えるなどの対策が必要」と警鐘を鳴らす。(前口憲幸)

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