本文へ移動

乗っ込みイサキ 梅雨の時期に本格化 三重・国崎沖

2022年6月28日 05時05分

このエントリーをはてなブックマークに追加
36センチの大型イサキを手に竿頭の吉安さん

36センチの大型イサキを手に竿頭の吉安さん

  • 36センチの大型イサキを手に竿頭の吉安さん
 伊勢湾口に乗っ込みイサキがやって来た。強い引き込みと絶品の食味で人気が高い抱卵物は梅雨の時期に本格化する。型が見られた9日の三重・国崎沖釣行をもとに作戦などをお届けする。 (中日釣ペン・向井直)
 【概況&見通し】イサキの乗っ込みは、海水温と黒潮の動向に左右される。海面水温20度が乗っ込みの目安とされ、国崎沖では5月25日ごろに20度に達したので、第1陣は月末月初の大潮に乗ってくると予想された。
 そこで2日午前、国崎沖に出て水深45〜60メートルポイントを回ったが、肌色が黒ずみ、腹に脂肪を蓄積した越冬物がパラパラと上がっただけ。9日に同沖に再度出たところ、肌色が浅い抱卵物が見られた。潮色は2日より藍色の割合が増えてイサキ向きになっていた。乗っ込んでいたイサキの群れが荒れ後できれいになった漁礁に固まったのだ。抱卵は35センチ級で5〜6分程度だった。
 海面水温は9日で21度を超えており、水深50メートルでは昨年よりやや高い。梅雨入りしてイサキ向きの日和も多くなり、腹パンの梅雨イサキが数上がる最盛期に向かう。
 【作戦】
 (1)日和と潮の選択 イサキは曇天または小雨の蒸し暑い日に食い立つ。北西の風が吹いて涼しい日は食い渋りやすい。荒れ後、北西の風が収まると期待大だ。
 底潮がゆったり動く時が狙い目。潮回りに影響される鳥羽市側は中潮、小潮回りに釣果が伸びやすい。今季は南方沖の黒潮本流も気になる。接近すると速い潮が生じ、潮の向きにも影響する。
 (2)棚取り 棚の統一はイサキ釣りの鉄則。潮が緩い時は上から、出た道糸の長さで合わせ、速い時は底から、まき上げた道糸の長さで合わせる。潮が急流で仕掛けが浮き上がる時は再度、底から取り直す。上からと底からが同時に行われると混乱を招く。全員が同じ号数の道糸を使い、色とマークで正確にする。先糸は付けない。ゴムクッションで十分だ。
 (3)まき餌 出しすぎるとイサキが早く飽食して食い渋る。潮下の人がまき餌をどっと出すとイサキの群れを船の後方に遠ざける。
 (4)仕掛け 全員で統一すれば3号で十分食ってくる。静岡・御前崎沖、福田沖では4号が標準。食い渋る時はハリス号数を落とすのではなく、針の小さい仕掛けにする。渥美・大山沖では船によって2号の仕掛けも使われる。同じ船でハリスの号数が違うと細い方に分がある。
 【実釣】鳥羽市の国崎港から9日午前5時、宏漁丸に釣友と乗り込み、11人の乗り合いで出た。水深45メートルなどのポイントでかかり釣り。最初は薄日が差して北寄りの風があった。下げ潮がトモ側に流れ、右舷ミヨシ2番の私は右隣の稲葉賢治さん(73)のまき餌係。稲葉さんは30〜35センチのイサキを順調に上げた。私は型狙いのムツ13号針で掛かりも悪く出遅れた。
 7時半に潮の向きが変わり、左隣・右舷ミヨシの四日市市の吉安秀雄さん(68)が調子を上げ、32センチ前後をトリプル。36センチの大型も上げた。私はオキアミ専用3号針に替えて追い上げた。稲葉さんは32センチ前後のダブルも交えた。
 11時半沖上がり。竿頭は吉安さんで30〜36センチ28匹。私は30〜35センチ17匹で稲葉さんに次いで3番手。少ない人で同型6匹だったがイサキは型ぞろいだった。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ