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【中日】石川昂、左膝手術決断 保存療法選ばず、復帰まで長い道のりかかっても万全の状態期す

2022年6月28日 05時00分

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左膝前十字靱帯の再建手術を決断した石川昂

左膝前十字靱帯の再建手術を決断した石川昂

 中日・石川昂弥内野手(21)が、7月1日に岐阜県内の病院で左膝前十字靱帯(じんたい)の再建手術を受ける。5月27日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で左膝を痛め、複数の病院で検査して手術が決まった。3年目の今季は立浪和義監督(52)のもとでスタメンに抜てきされ、37試合に出場して5本塁打、19打点。ブレークの兆しを見せつつあった期待の長距離砲はけがを乗り越え、来年夏以降の本格復帰を目指す。
  
  ◇    ◇
 石川昂は将来を見据えて、保存療法ではなく手術を決断した。復帰まで長い道のり。それでも、膝に不安を抱えつつプレーするよりも、万全の状態を期す選択をした。
 「今後のことも考え、本当に悩みました。たくさんの人の話を聞いた上でしっかりと治した方がいいと思い、手術を選びました」
 アクシデントに見舞われたのは5月27日のオリックス戦(京セラドーム大阪)。三ゴロに倒れた際に、それた送球を捕った一塁手との接触を避けようとしてバランスを崩した。その後、脚を引きずるようにしてベンチに下がり、直後の守備から交代。同29日には出場選手登録を抹消され、同31日に左膝前十字靱帯不全損傷と診断された。
 立浪監督はこれまでに「手術をすぐするレベルではないが、ちょっと様子を見ないと分からない」と語っていた。その上で「どのくらいで復帰できるかはこれから決めていきたい」と、まずは1カ月経過を見て、今後を判断する方針を示していた。
 離脱後、石川昂はナゴヤ球場で軽めのティー打撃、ネットスローなどリハビリメニューを行っていた。手術を決断したため、今季中のプレーは不可能となる。競技復帰まで8~10カ月かかるとされ、慎重を期すなら1年ほどリハビリに専念する可能性もある。
 2020年ドラフト1位で3球団競合の末、愛知・東邦高から中日に入団。将来の4番として大きな期待をかけられていた。プロ3年目の今季、開幕スタメンをつかむと、4月5日のヤクルト戦(神宮)でプロ1号本塁打。開幕直後は打率1割台と低迷した時期もあったが、次第に才能の片りんを見せ始めた。37試合出場で打率2割2分5厘ながら、離脱した当時はチームトップタイ5本塁打、同2位の19打点を挙げていた。
 昨年6月にはウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)で死球を受け、左尺骨を骨折した。並々ならぬ思いを持って臨んだ2022年シーズンも途中離脱。悔しい思いを晴らせるのは己のバットしかない。まずは手術、そしてその後のリハビリをへて、完全復活を目指すことになる。
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