川崎宗則、エンゼルス×マリナーズの乱闘劇を斬る 「これはもう、わざとです」自身の経験から分析
2022年6月27日 14時35分
大リーグでも活躍した現BCリーグ・栃木の川崎宗則内野手(41)が27日、TBS系の情報番組「ひるおび」に生出演。26日(日本時間27日)のエンゼルス-マリナーズ戦で起きた死球を巡る乱闘について解説し、「これはもう、わざとです」と断言した。
このカードでは前日の試合でエンゼルスの主力マイク・トラウト(30)の頭部付近に投球がかすめるプレーがあり、これが伏線となり、エ軍のワンツ投手が相手の4番打者に死球を与えたことから乱闘に発展。試合は17分間中断し、両軍監督を含む計8人が退場処分になった。大谷翔平(27)も乱闘を止めようとしたが、水原一平通訳(37)に制止された。
川崎はきっかけになった投球を「これはもう、わざとです」と断言。前日のトラウトへの投球を受け、「この日は『ちょっと行こうぜ』と、ピッチャー陣が話してる。僕ら野手陣も『今日あるよ~』って指令が来てます」と、自身の経験から分析した。
さらに「なのでベンチでみんな待ち構えるわけです。野球なんかしてないですよね、その日は」と選手が臨戦態勢であった可能性も指摘し、「160日メジャーって試合あるんですよ。野球ばっかりしてるからストレスたまるんですよね。すがすがしいですよ、この後はみんな」。ガス抜きの一つになっていることも付け加えた。
司会の恵俊彰(57)は「審判は輪に入らず?」と傍観する審判員らに疑問を抱いた様子。これについて川崎は「審判は止めに入らないです。誰が暴言を言ったか、殴ったかをジャッジしてるんです」とその場で退場や罰金処分を決めていると説明し、「僕みたいな日本人は超有利。『バカヤロー』と言っても分からない。だから僕は罰金取られなかった」と笑わせた。
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