秋山翔吾はヒットメーカーなだけではない 「投資的な意味合いもある」と語っていた松田オーナー【広島】
2022年6月27日 13時16分
広島が27日、米大リーグ・パドレス傘下3Aエルパソを自由契約になった元西武の秋山翔吾外野手(34)を獲得したと発表した。
松田元オーナーは秋山獲得の意義として「投資的な意味合いもある」と語っていた。このところ若手が伸び切れていないという事情もあった。同じ左打ちの野手も多く、感化されやすい若い人たちに好影響をもたらせば、プラスで返って来るという計算だ。
また「セ・リーグにもDNAを残してほしい」と話していた。パ・リーグに比べてひ弱と言われるセに、パで育った一流の血を入れる。それがチームとリーグの進化につながるという考えだ。
「戦力としてももちろん」期待は大きい。ヒットメーカーとして知られる一方、米レッズ移籍前の2019年まで3年連続で20本塁打以上を記録している。
レッズでの2シーズンは本塁打ゼロに終わったものの、今年は3Aエルパソでの16試合で、本塁打3本、三塁打1本、二塁打2本。米国で主に強打者の指標とされるOPS(出塁率+長打率)は9割7厘と高い。日本の12球団でこの数字を上回っているのはヤクルト・村上(11割1分2厘)、西武・山川(11割3厘)、DeNA・牧(9割3分9厘)、ヤクルト・塩見(9割9厘)の4人しかいない。(写真はAP)
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