秋山翔吾と広島をつないだ糸 争奪戦を制した縁は2015年に始まっていた
2022年6月27日 13時11分
広島が27日、米大リーグ・パドレス傘下3Aエルパソを自由契約になった元西武の秋山翔吾外野手(34)の獲得を発表した。
西武、ソフトバンクとの争奪戦への参戦を決めたのは、秋山が帰国した20日前後だったという。1週間の電撃戦。起点となったのは松田元オーナーの決断だった。
外国人スラッガーを補強しようとしていた広島は、オリックスでのプレー経験があり、阪神に入団したアデルリン・ロドリゲス内野手(30)も候補として検討した時期があった。魅力的な選手がなかなか見つからずにいたとき、秋山が自由契約になったと聞いてスパッと切り替えた。
背景にあったのは縁だ。2015年、秋山はシーズン216安打の新記録を樹立。日本代表に選ばれ、11月の国際大会「プレミア12」に向け、調整のためフェニックス・リーグに参加した。
日南・天福球場で行われた西武戦。松田オーナーがたまたま所用で訪れており、たまたま居合わせたカープOBから、練習していた秋山を紹介された。その際、技術と人柄に感心したという。
球界でも評判の秋山の人柄。後輩たちがポジションを取ろうと必死になっている古巣、そのライバル球団、どちらにも断りを入れたのもうなずける。(写真はAP)
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