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新城幸也が3度目の優勝 密着マーク新城雄大を力でねじ伏せる【全日本自転車選手権ロードレース】

2022年6月26日 20時39分

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新城幸也(中)と2位の新城雄大(左)、3位の山本大喜

新城幸也(中)と2位の新城雄大(左)、3位の山本大喜

  • 新城幸也(中)と2位の新城雄大(左)、3位の山本大喜
  • 新城幸也
◇26日 第90回全日本自転車選手権ロードレース(広島県中央森林公園サイクリングロード周回コース184・5キロ)
 バーレーン・ヴィクトリアスの新城幸也(37)が4時間36分28秒で3度目の優勝を果たした。最後は密着マークしていたキナン新城雄大(26)とのゴールスプリント勝負を力でねじ伏せ、現役の日本人選手ではただ一人、世界トップカテゴリーのワールドチームで走る実力を見せつけた。
 桁違いの実力だった。アップダウンが連続する厳しいコースで、チームメートのいない新城幸也がたった一人でレースを作っていく。自ら集団をペースアップして選手をふるいにかけ、最終周は単騎で逃げる山本大喜(キナン)を猛追してとらえ、ゴール前では新城雄大(キナン)をマッチレースでねじ伏せる。2009年に別府史之(元スキルシマノ)とともに日本人初のツール・ド・フランス完走を果たして13年。今も世界トップカテゴリーで走り続ける日本唯一の男の実力だった。
 「終盤キナンが4人残っていたので、そのうちの1人を逃がして追いかける展開にしたかった。思い通りです。バチバチにやり合って勝ったので充実感があります」と、新城は目を細めた。
 欧州のレース日程を優先しているため、全日本参戦は3年ぶり。21日に緊急帰国した際には預け入れていたスーツケースが行方不明となるアクシデントもあった。だが、新城は強行日程もトラブルも乗り越え帰国から5日で全日本を制した。
 「ヨーロッパで日本チャンピオンジャージーを着ていると、日本選手の代表として見られる。より気が引き締まります」と、新城。37歳で3度目の日本最強を証明した新城は、今後一年、日の丸を背負って世界で戦っていく。

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