【陸上】男子100M、坂井隆一郎が世界選手権代表内定 自己ベスト10秒02で参加標準記録を突破
2022年6月26日 14時29分
陸上の布勢スプリントが26日、鳥取市のヤマタスポーツパーク陸上競技場で行われ、男子100メートル予選で日本選手権2位の坂井隆一郎(24)=大阪ガス=が10秒02の自己ベストをマーク。世界選手権(7月、米国オレゴン州)の参加標準記録(10秒05)を突破し、自身初の代表内定を勝ち取った。
坂井はスタートから得意のダッシュで抜け出して1着でゴールへと駆け抜けた。追い風の影響で参考記録になる恐れもあったが、電光掲示板に正式なタイムが表示されると両手を挙げて喜んだ。「1発目から10秒05を走ろうと思っていたので、切れて良かった。公認になれ、という気持ちでいっぱいでした」と声を弾ませた。
昨夏の東京五輪はけがで選考レースに出場できなかった。目指していた舞台に出ていた海外選手の体格の大きさを見て、冬季は肉体強化に取り組み、中間から後半のスピード維持につなげた。「世界陸上では9秒台を目指して、準決勝、決勝となるべく多くラウンドを走れるよう頑張っていきたい」と意気込んだ。
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