孤軍奮闘の大谷翔平、上原浩治さんは自身のMLB経験ふまえトレードのすすめ?
2022年6月26日 10時17分
日米で投手として活躍した野球評論家の上原浩治さん(47)が26日、TBS系情報番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナー「週刊御意見番」に滞在先の米国からリモート出演。投打で孤軍奮闘するエンゼルスの大谷翔平(28)にトレードの可能性が浮上していることに触れ、トレードに対するマイナスイメージを打ち消した。
21日のロイヤルズ戦で2本の3ランを含むメジャー日本人選手最多の8打点を挙げながらチームは延長戦の末に敗戦。翌23日には8回13奪三振の快投で6勝目を挙げてチームの連敗を止めた。
VTRが明け、司会の関口宏(78)から「すごいな、大谷君は」と感想が飛び出すと、上原さんは「すごいです。すごいですけどなんです」と話しつつ「やっぱり、ダルビッシュ選手(パドレス)、菊池選手(ブルージェイズ)、沢村選手(レッドソックス)はチームはプレーオフに行ける状態。エンゼルスは苦しい状態。大谷選手でしか勝てない感じなんです。だからこそトレードの話が出ているんですよね」と説明した。
さらに自身が大リーグでトレードされた経験を踏まえ、「関口さん、トレードのイメージってマイナスな感じがあるじゃないですか? 僕も2011年にトレード(オリオールズからレンジャーズ)されているんですけど、最下位のチームから首位のチームにトレードされたんです。弱いチームにいて強いチームが欲しいと言ってくれるのはマイナスじゃない」と指摘した。
「出世なんだ」と語る関口に、「すごいプラス、すごくやりがいがある。だからそこをモチベーションに持っていくこともありだと思います。8打点挙げても(試合に)負けてるんですよ」と力説した。
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