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地震で1900人宿泊取りやめ 石川県内全域影響 知事「風評払拭を」

2022年6月25日 05時05分 (6月25日 09時47分更新)

新たな旅行支援 県発表

 石川県は二十四日、震度6弱の地震が十九日に奥能登地方で発生してから四日間で、県内全域で延べ約千九百人泊のキャンセルがあったことを明らかにした。定例会見で、馳浩知事は「風評被害を払拭していく対策も必要」と強調した。都道府県の「県民割」を全国に広げる形で実施する新たな全国旅行支援「Go To いしかわキャンペーン(仮称)」の概要を発表した。(田嶋豊)
 キャンセルは輪島や七尾などを中心に県内全域の旅館やホテルに及んだ。馳知事は風評被害の払拭について「情報発信に尽きる」と強調。「過度に危機意識をあおることのないよう最新の情報を常に発信し、万全の安全対策を取ってお迎えできるように最大限の努力をしていることを伝えたい」と語った。
 新たな旅行支援は国の制度に準じ、公共交通機関の利用を促す仕組みとなり、交通費込みのパック旅行に八千円、宿泊のみは五千円を支援する。飲食や買い物などに使えるクーポンは週末の混雑を避けるため平日三千円、休日千円とした。
 現在の県民割は七月十四日までの延長が決定。新たな支援の開始時期や対象外とする最繁忙期は国の発表を踏まえて決める。
 県は今回、独自の上乗せを見送ったが、市町の支援制度と併用できる場合、ホームページなどで確認できるよう広報を改善していくという。

27年全国総文祭 県での開催内定
高校生2万人受け入れ

 二〇二七年の全国高校総合文化祭が石川県で開催されることが内定した。馳浩知事が二十三日の定例会見で発表した。総文祭は国内最大規模となる高校生の文化芸術発表の場で、県内開催は一九八〇(昭和五十五)年以来、四十七年ぶり二回目。七月下旬に五日間ほどの日程で、約二万人の高校生が来県する予定。
 二五年に文化庁が正式決定し、県教委や関係機関による実行委を設置する。
 馳知事は「将来性豊かな若い力を感じることができる大会。若者が全力で取り組む姿に触れることは大きな変化を与えてくれると思う」と述べ、「五年後の開催に向け石川の子どもたちにも総合的な文化活動の底上げを期待したい」と述べた。

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