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藤田さいき、強風吹き荒れるコースも「楽しんでやろう」と2位浮上 「全英女子のリハーサルになった」

2022年6月24日 20時58分

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第2日、3番でティーショットを放つ藤田さいき

第2日、3番でティーショットを放つ藤田さいき

◇24日 女子ゴルフ アース・モンダミンカップ第2日(千葉県袖ケ浦市、カメリアヒルズCC)
 不規則に吹き荒れた強風で各選手がスコアを崩す中、8月に自身初の全英女子オープン挑戦をひかえる藤田さいき(36)=チェリーゴルフ=が3バーディー、2ボギー71とスコアを伸ばし通算5アンダーの2位に浮上した。今季は4月からすでに2位3回。またしても11年ぶりVチャンス到来だ。
 この日は早朝から強風が吹き荒れ、午後3時過ぎにはコース付近の木更津で最大瞬間風速19・6メートルが計測された。出場選手の平均スコアは前日の71・7569から一気に5打近く悪化して76・5070。アンダーパーで回ったのはわずか3選手だけだった。
 その1人がベテラン36歳の藤田。前々週のサントリーレディスで2位となり、プロ18年目にして初めて海外メジャー・AIG全英女子オープンの出場切符を手にしたばかりだ。「今日は(強風が名物の)リンクスコースのリハーサルになりましたね。この風の中、すごい頑張ったと思います。もう強すぎて笑いました。大ピンチばかり」。午前スタートで午後組と比べれば穏やかだったとはいえ、クルクルと向きも強さも変わる嵐にもてあそばれた。
 「どこが一番って、どこも難しいですよ。横風にはどれぐらい流されるかわからないし、フォローやアゲンストの距離感も。いろんな方向に巻いてるから、ボールの行き先は“打ってからのお楽しみ”みたいな感じ」。最高難度となった9番パー3では「173ヤードで4番ユーティリティーを持って、右サイドから12ヤードのピンの左側に出して打ってるのに、風に流されて右のラフ。昨日(の使用クラブ)は7番アイアンですから、違いすぎますよ」と破格の難しさを説明した。
 その中で「フェアウエーキープも5、6回したかなってくらい」と苦笑いしながら、手前からの攻めを心がけアプローチ&パットで数々のピンチをしのいだ。ラウンド終盤に迎えた13番193ヤードのパー3は5番アイアンで、17番パー4はフェアウエーバンカーから9番アイアンで、それぞれピンそば1メートルにつけてバーディーを奪った。「イライラしたら今日は負け、楽しんでやろう、と自分に言い聞かせてプレーしてきました」
 2011年10月の富士通レディース以来10年253日ぶりとなるツアー6勝目に再び、いや今季4度目のチャレンジ。ツアー史上2番目のブランクVを手土産に、ゴルフ発祥の地へ乗り込む。

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