【からつボート】予選未勝利の瓜生正義 機力アップに手応え 準優11Rは5号艇から伸び生かし一発狙う
2022年6月25日 06時30分
【SGグランドチャンピオン】4日目▽24日
気持ちはまだ切れていない―。4日目8Rでコンマ06のトップSを決めた瓜生正義(46)=福岡=だったが、1Mで差し遅れて3着が精いっぱい。予選を終えてまさかの未勝利に「絶好の差し場があったのに昨日もきょうも逃している。ターンがワンテンポ遅れているし、もう一度レースを見直さないといけない」と自らを戒める。
それでも展示タイムは出ており、日に日に機力は上向き。安定板がついてもペラ、チルト調整がしっかりマッチしており「スリット付近は余裕があるし、足合わせでも強め。出足は少し怪しいけど体感も悪くない。(上位との比較でも)惜しいところにはいる」とエンジンに太鼓判を押す。
今年はここまで優勝はなく、昨年のグランプリ覇者としては不本意な成績が続く。「ターンが乱れる傾向が出ている。何かそういう要素があるのかもしれないけど、今は自分のレースをしっかりやるだけ」と迷いを振り切り全力投球を誓う。
準優は11R5号艇。伸びを生かせる枠だけに期待値も大きい。「スタートは自信を持っていけているし、6(号艇)以外ならチャンスはある」。今年最初のSGファイナルへ。瓜生が本腰を入れてラストスパートに燃える。
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