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東大大学院生が「理系」頭脳の対策でプロ新城らを抑え優勝! 自転車全日本ロードTT

2022年6月24日 19時10分

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全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレースを制し、2位の小石(左)、3位の新城(右)から祝福される金子

全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレースを制し、2位の小石(左)、3位の新城(右)から祝福される金子

 第25回全日本選手権個人タイムトライアルロードレースが24日、広島県中央森林公園サイクリングロード36・0キロで行われ、東大大学院2年のアマチュア、金子宗平(24)=群馬グリフィン=が49分5秒61で初優勝した。2位の小石祐馬(28)=チーム右京=に19秒41差、3位の新城幸也(37)=バーレーン・ヴィクトリアス=に1分19秒85差と、トップのプロ選手を抑えての頂点だった。
   ◇   ◇
 全日本選手権に新たな歴史が刻まれた。「チームから報酬をもらったことは一度もない」というアマチュアの東大院生・金子が、時に強風が吹き付ける広島県中央森林公園で、並み居るプロを抑えて日本一の称号をもぎ取った。
 「去年から全日本を狙って練習していました。プロ相手でも、TT(タイムトライアル)ならいけるんじゃないかって。一番の目標を達成できてうれしいです。結果を待つ間はめちゃくちゃドキドキしてました」
 コースの試走は、前日の5周のみ。だが、Youtubeなどの走行動画を繰り返し見て徹底的にコースを頭にたたき込んだ。加えて、24日朝のU―23個人タイムトライアルを制した留目夕陽(EFエデュケーションNIPPOディベロップメント)の走行データも本人から入手し、最後の対策も行った。
「目印とかを頼りにコースを暗記しました。留目のデータも、PCを持ち込んで、試走の自分のデータと比較して解析しました」と、金子。工学系の院生らしく、徹底的な「理系」対策を積み上げての日本一だった。
 来年の大学院卒業後は一般企業に就職する考え。それでもレース活動は続ける予定だ。大学院在学中に全日本タイトルを獲得した24歳は、これからもスーパーアマとして走り続ける。

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