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祈りと物資を祖国へ 米のウクライナ正教会、支援を展開

2022年6月24日 16時00分 (6月24日 16時00分更新)
届いた支援物資を箱詰めするボランティアの女性(左)とステリアック神父=吉田通夫撮影

届いた支援物資を箱詰めするボランティアの女性(左)とステリアック神父=吉田通夫撮影

 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、米東部メリーランド州にある聖アンドリュー・ウクライナ正教会大聖堂は「人道センター」を立ち上げ、同国への大規模な支援活動を始めた。ウォロディミル・ステリアック神父(47)は「神職に就いて二十七年でさまざまなことを見聞きしてきたが、今回の侵攻は受け入れがたく、本当につらい」と語り、侵攻を容認するロシア正教会を批判した。 (ワシントン・吉田通夫)
 ステリアック氏はウクライナ出身で、一九九七年に渡米し二〇〇一年から大聖堂に勤める。信徒にもウクライナからの移民が多く、ロシアによる侵攻開始直後は「砲弾が落ちてきている所にいる知り合いに電話して、助けようと思っても何もできず、みんな混乱していた」と振り返る。祈りをささげに足を運ぶ人が後を絶たず、ドアは二十四時間開け放ち、寝る間を惜しんで対応してきた。
 食品や衣類、日用品などを持ち寄る人も多く、ウクライナに送ろうと箱に詰め始めた。現金の寄付も多く、ドアに山のように花束が積まれていたこともある。教会内に「人道センター」を立ち上げて組織的に対応し始め、四月には集まった寄付金で救急車四台を購入し輸送。バイデン大統領から同二...

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