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侵攻前から常に戦闘、ウクライナ 東部が舞台の映画作品2本公開へ

2022年6月24日 16時00分 (6月24日 16時08分更新)
 ロシアとの戦争を描いたウクライナ映画二作品が、名古屋市東区の名演小劇場など各地で公開される。二月に始まったウクライナ侵攻は二十四日で四カ月。映画は侵攻前の作品で、二〇一四年にロシアがクリミア半島を併合して以降、ウクライナで常に戦闘が続いてきた実態を真正面から伝えている。

「アトランティス」の一場面。生と愛をサーモグラフィーカメラで表現した =(C)Best Friend Forever

娘との交流で父が再生していく姿を描いた「リフレクション」の一場面=(C)Arsenal Films, ForeFilms

 名演小劇場では「アトランティス」(一九年公開)が二十五日から、「リフレクション」(二一年公開)が七月一日から。いずれもウクライナ映画界の俊英、バレンチン・バシャノビチ監督が手掛け、日本での本格的な劇場公開は初めて。
 両作品とも、クリミアの併合から現在まで戦闘が続くウクライナ東部が舞台。「アトランティス」はロシアとの戦争が終結した一年後の二〇二五年という設定だ。心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患う元兵士がボランティア団体の女性と出会い、兵士の遺体発掘作業を手伝う中で生きる意味を見いだしていく。主役はプロではなく従軍経験者を起用。遺体の発掘作業は実在の団体を取材した。
 「リフレクション」は、従軍医師が捕虜となり過酷な拷問を受け、捕虜交換で自宅に戻った後、十二歳の娘を通じて失われた日々を取り戻していく物語。撮影前に戦場...

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