本文へ移動

【石川】大きく頰張れ 柴垣岩ガキ 夏の味覚 今季初出荷

2022年6月23日 05時05分 (6月24日 10時57分更新)

出荷が始まった「柴垣の天然岩がき」=羽咋市の県漁協柴垣支所で


▽25日に道の駅で販売
▽ふるさと納税 返礼品に

 一口で食べ切れないほど大きく、味が濃厚な羽咋市柴垣海岸の夏の味覚「柴垣の天然岩がき」が二十二日、金沢市の市場に今季初出荷された。例年高値が付くが、昨年県から「世界農業遺産未来につなげる能登の一品」に認定され、県漁協柴垣支所はさらに付加価値が付くことを期待する。(松村裕子)
 この日は海士(あま)四人が長手島周辺で六〜十メートル潜り、岩場のカキをのみで起こし採った。水揚げしたカキは、漁協で金づちを使って殻に付いた貝や海藻を取り除いた。
 殻は長さ二十センチ、身は十数センチと巨大で、この道二十年の野口勉さん(74)は「今季は数も大きさも例年並みだが、今日のカキは大きい」と太鼓判。新人海士の川田茂幸さん(65)は「海水はまだ冷たく、重労働」と話した。今季は六人が八月上旬まで続ける。
 柴垣のカキは、島近くの湧き水の混じるきれいな水で育つため、生でも食べられる。卵部分はプリプリでミルキー。資源保護で三年以上のカキしか採らないため、水揚げ量が限られ、手に入りづらい。
 カキは二十五日に道の駅のと千里浜(羽咋市千里浜町)で販売。市のふるさと納税の返礼品にする。地元柴垣町の飲食店などで食べられる。

関連キーワード

おすすめ情報