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参院選岐阜選挙区 候補者はこんな人

2022年6月24日 05時05分 (6月25日 22時41分更新)
 参院選岐阜選挙区(改選数1)には、現職1人と新人4人の計5人が立候補している。政治家を志したのはなぜか、どんな趣味嗜好があるのか−。その素顔に迫った。
 (上から届け出順)

三尾圭司さん


平和の大切さを歌う 三尾圭司さん(45)=共新

 子どもの頃に広島や長崎、沖縄の戦跡を巡った体験が、護憲をモットーとする政治家としての原点だ。
 広島、長崎では、一瞬で命を奪う原爆の恐ろしさに衝撃を受けた。沖縄ではガマ(洞窟)を訪れ、集団自決の現場を見た。「普通なら絶対にそんなことをしない」と、戦争がもたらす狂気を痛感した。
 平和の大切さは、ウクレレの音色に乗せて歌う。音楽にはまったのは中高時代、大垣市のCDショップでロカビリーバンドを試聴したのがきっかけ。ジャズとカントリーが融合したポップな響きに、「雷が落ちたように」とりこに。中京大では四人組のバンドでボーカルを担当した。
 バンドを解散して大垣に戻ってから、ウクレレに没頭。今では十七台を所有する。街頭演説では人目を引く武器となり、牧伸二や加川良の替え歌を披露する。
 スポーツ好きで、少年野球のコーチを務める。元気や感動、仲間、成長の大切さを伝えながら、それらが自分に「欠けていないか」と再確認する時間でもあるという。

広江めぐみさん


日本を変える目標に 広江めぐみさん(43)=諸新

 政治への問題意識が大きくなったのは、六年ほど前。インターネットの動画で歴史教育などについて、学校で習った事実とは違う主張を目にした。「日本は大変なことになっている」。専門的な知識や技能がない自分でも、理想に近かった政治団体「参政党」に入れば世のために何かできると考え、三月に加わり、出馬を決意した。
 岐阜市出身で、県立岐阜商業高校を卒業した。現在は理容師の資格取得を目指し、アシスタントとして働いている。選挙期間中も週二日は仕事を続ける。「職業政治家にならない」ことが目指す道。ゴールは政治家になることではなく、「日本の政治を変えること」だからだ。
 夫(80)と長男(22)、長女(20)の四人暮らし。大好きなご飯とみそ汁は、一日三食欠かさない。コロナ禍前は、趣味の温泉に月二〜三回は通った。わが子には、自分で人生設計できるよう育ってほしいと願う。そのためにも「大人が頑張っている背中を見せることが大事」と、選挙戦に臨む。

渡辺猛之さん

座右の銘は素志貫徹 渡辺猛之さん(54)=自現

 二十六歳から県議を四期、参院議員を二期務める。「県内四十二市町村の実情は、自分が一番分かっている」と自負する。
 八百津町の製材店の長男として生まれた。名大を卒業後、松下政経塾への入塾が政治家を目指すきっかけになった。当時からの座右の銘は「素志貫徹(そしかんてつ)」。創設者の松下幸之助さんに影響を受け「素直な心で立てた志に向かって努力すれば必ず道が開ける」と信じる。
 県議時代、「地域を守るため、中小企業や小規模事業者を残さないといけない」と実感。国政に転身後、従業員数人規模の企業の経営を支援するための法律づくりに奔走した。
 昨年四月、国土交通副大臣に就任し、自然災害や事故対応に当たっている。「二度と悲しい事故が起きないように必要な法律や予算をしっかり確保する必要がある」と気を引き締める。
 趣味は釣り。「多忙であまり行けないが、仕事を忘れて無心になれる」と笑う。コロナ禍の自粛期間に散歩や料理を始め、楽しみが増えた。

丹野みどりさん

医療の取材経験糧に 丹野みどりさん(49)=国新

 CBCでテレビやラジオのアナウンサーを二十年間、続けた。原稿を読むだけではなく、三十代で医療をテーマに企画や取材も担当。現場を踏んで、人々の声に耳を傾けた経験が、「血肉となって自分を支えている」と振り返る。
 ニュースを読みながら、虐待やいじめがやまず、老老介護などの社会問題が解決されない状況に、あきらめを感じていた。だが、国民民主党の理念に共鳴し、「自らの手で日本を変える」と一念発起。高校の先輩で、党代表代行の大塚耕平参院議員の事務所に直接電話して熱意を伝えた。母方の親類もいて、「第二のふるさと」と愛着のある岐阜での出馬を決意した。
 四月、夫(49)と愛犬と岐阜市に引っ越した。街頭演説などで飛び回るハードな日々だが、県内でチェーン展開する中華料理店の汁なし担々麺で体力チャージ。多忙につき趣味のガーデニングは休止中という。
 演説を聞いた人たちの「ラジオ聴いていたよ」の声援が、「本当にパワーになる」と感謝する。

坂本雅彦さん

大震災後政治に関心 坂本雅彦さん(50)=N新

 甲南大(神戸市)を卒業して、親が経営するホテルを引き継いで社長になった。観光バス事業に転換したが、近年はコロナ禍でインバウンド需要が無くなって休業中。二〇二〇年三月以降は、党の参院議員の私設秘書として働く。
 政治への関心は東日本大震災後から高まった。転機は一九年の統一地方選のころ。党首の立花孝志さんと都内の自宅近くで偶然に出会って立ち話。選挙の雑用を手伝うようになり「勢いがあり、雰囲気にのまれちゃった感じ」と振り返る。
 一九年の参院選も党公認で岐阜選挙区から出馬し、落選。今回は岐阜県内に事務所を設けず、期間中は都内で選挙カーを運転して党の比例代表候補を支援する。「政治家を支える仕事は向いているかもしれない」と自己分析する。
 趣味は野球観戦で、阪神タイガースのファン。年間五十試合ほど、東京ドームや神宮球場などに観戦に行く。見るのもやるのも好きで、補欠だったものの、小学生から大学まで部活や同好会で楽しんだという。

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