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【石川】珠洲 家屋430軒被害報告 地震でJAに「壁や基礎にひび」

2022年6月24日 05時05分 (6月24日 09時57分更新)
屋根がつぶれるなどの被害があったため取り壊されることが決まった農業倉庫=石川県珠洲市正院町飯塚で

屋根がつぶれるなどの被害があったため取り壊されることが決まった農業倉庫=石川県珠洲市正院町飯塚で

 最大震度6弱など強い地震が相次ぐ石川県珠洲市を管内とするJAすずし(同市野々江町)に、JAの建物更生共済の加入者から四百三十軒の家屋などの被害報告が二十三日午後五時時点で入っていることが分かった。(上井啓太郎)
 建物更生共済では、自然災害や火災による建物の被害に対し、一定の割合で共済金を支払う。JAの組合員は、五月末時点で四千二百八人。共済に加入しているのは大半が組合員だという。野々江町のJA本店には震度6弱の地震直後から「屋根の棟がずれた」「壁に亀裂が入った」「住宅の基礎部分にひびが入っている」と報告が次々と入り、職員は調査のため各地を回っている。担当者は「大変だ。何カ所も壊れている建物もあり、確認に時間がかかっている」と話した。
 JAすずしは、正院町飯塚の農業倉庫について、修理をあきらめ取り壊すことを決めた。一九五七年に建てられた農業倉庫は地震で屋根がつぶれ、周りに屋根の一部のブロック石が落ちるなど大きな被害を受けた。修理にも費用がかかるため取り壊す。保管していた肥料八百袋と少量の農薬は周辺の被害の少ない倉庫に移すため、大きな影響はないという。

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