湖産アユ成育良し 岐阜・馬瀬川上流管内
2022年6月24日 05時05分
馬瀬川上流漁協(下呂市馬瀬)管内で18日、アユが解禁。昨年の倍の660人が訪れた。場所むらはあったが型は良く20センチが頭。放流を早めた効果で成育は順調だった。今月下旬には湖産の遡上(そじょう)物が600キロ(300キロ×2回)放流される。 (中日釣ペン・餌取春義)
釣り人は人気の中流域に集結。下流域は比較的空いていたが、宮島橋に入ったグループは午前中29匹など平均20匹。20センチ頭に良型がそろい、人気エリアの混雑を避けて正解だったと喜んでいた。中流域は漁協前で午前中40匹など。型はバラバラで15〜20センチ。平均20匹という声が多かった。
上流部の大原地区で竿を出していたのは大坪敦巳さん(51)、真由美さん夫妻。「朝はよく釣れて20匹。目標は30匹」と真由美さん。型は15〜18センチだった。岐阜市のアユ加工料理「鵜舞屋」に勤める真由美さんは、仕事も趣味もアユ一色だ。「馬瀬のアユで昆布巻き作ったらおいしいだろうな」と夕方に目標到達。敦巳さんは瀬を中心に夕方までに47匹掛けていた。
琵琶湖の遡上遅れで仕立て(湖内で採捕し中間育成したアユ)が主体だったが、下旬には遡上物が放流される。年券1万5000円、日券3000円、高校生以下無料。(問)馬瀬川上流漁協=(電)0576(47)2434
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