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安城市役所食堂でボルシチを 市内の避難家族が試食も

2022年6月24日 05時05分 (6月24日 10時09分更新)
ボルシチの感想を話すオレーナさん(右手前から2人目)ら=安城市役所で

ボルシチの感想を話すオレーナさん(右手前から2人目)ら=安城市役所で

  • ボルシチの感想を話すオレーナさん(右手前から2人目)ら=安城市役所で
  • ビーツについて説明する杉山さん=安城市役所で
  • 7月から販売するボルシチポットパイ(手前の皿)とプリン(左奥)、わらび餅。パイにはウクライナでよく食べるサワークリームが添えられる=安城市役所で
 安城市役所の食堂「バランス食堂IKOTTO(いこっと)」が、七月の特別メニューとして、ウクライナの家庭料理「ボルシチ」を提供する。二十三日に同国から安城市に避難している家族を招いた試食会があった。
 ボルシチは根菜のビーツを使ったスープで、家庭によって味が異なるという。安城青年会議所(JC)のメンバーが今年三月、安城市根崎町の農業杉山宗良さん(38)がビーツを育てているのを知り、「食を通じてウクライナ支援をしたい」と、食堂を運営する勤労食(刈谷市)に協力を持ちかけた。
 試作を繰り返し、ボルシチをパイで包んで焼いた「ボルシチポットパイ」が完成。本場の味を知る人に食べてもらう場を設けた。
 ウクライナ東部のドンバス出身で今月、安城に避難したバレリ・デルカッチさん(44)、オレーナさん(41)夫妻と、娘のオレクサンドラさん(12)、アルビナさん(10)、エリザベータさん(6つ)が参加した。ビーツのピンク色を生かしたわらび餅、プリンのスイーツ二種もお披露目した。
 オレーナさんは「すごくおいしくて、ウクライナで食べているよう。直すところはない」、バレリさんは「パイと一緒というのは初めての食べ方。妻のボルシチと同じくらい良い味」と笑顔を見せた。アルビナさんらも「ボルシチが大好き」と喜んだ。
 食堂は誰でも利用でき、七月の毎週火、木曜の午前十一時から販売する。ボルシチは三百円、わらび餅とプリンは各二百円。売り上げの一部は、安城JCを通じてウクライナ支援に充てる。勤労食の浜崎佳寿子常務(43)は「おいしい物を作ろうと頑張った。ぜひ多くの人に味わってほしい」とPRしている。
 (四方さつき)

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