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危険運転2人死傷させた男に懲役10年判決 名古屋地裁

2022年6月24日 05時05分 (6月24日 05時06分更新)
 愛知県北名古屋市の市道で二〇一九年七月、時速百キロを超える速度で乗用車を運転し、対向車に衝突して二人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪などに問われた同市の無職伊藤達也被告(50)の裁判員裁判で、名古屋地裁は二十三日、懲役十年(求刑懲役十二年)を言い渡した。
 山田耕司裁判長は、制限時速の倍以上の速度で走行し「わずかな運転ミスでも進路を逸脱しうる高速度であった。被告人も危険性を十分認識していた」と同罪の成立を認定。パトカーの追跡から逃れるために危険な運転を続け、「何ら落ち度のない被害者を死亡させた。経緯の悪質性や結果の重大性を見れば、同種事案の中でも最も重い部類に属する」と述べた。
 伊藤被告側は「制御が難しいほどの高速運転ではなかった」として、同罪は成立しないと主張していた。
 判決によると、一九年七月十九日午前二時四十五分ごろ、北名古屋市久地野幟立の市道で、時速百〜百十キロで走行中に対向車線にはみ出し、対向車と衝突して同市の会社員の男性=当時(63)=を死亡させるなどした。

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