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静岡市の新サッカースタジアム構想 検討委が初会合

2022年6月24日 05時05分 (6月24日 05時08分更新)
IAIスタジアム日本平=静岡市清水区で

IAIスタジアム日本平=静岡市清水区で

  • IAIスタジアム日本平=静岡市清水区で
  • 検討委に出席した委員ら=静岡市葵区で
 静岡市の新サッカースタジアム構想を議論する「市サッカースタジアムを活(い)かしたまちづくり検討委」の第一回会合が二十一日、市内で開かれた。市内サッカー関係者や都市計画の専門家ら十三人の委員が出席。常葉大教育学部の木宮敬信教授が会長に選出された。 (三沢聖太郎)
 同市には一九九一年に開業したJ1清水エスパルスの本拠地「IAIスタジアム日本平」があるが、交通の便の悪さや、観客席の屋根のカバー率不足などに対する不満の声が、同チーム関係者やサポーターらから上がっていた。
 この日の会合では市側から、サッカーに関する市民の意識調査のためのアンケートを七〜八月ごろに行い、十二月ごろに新スタジアムの有力候補地を選出する方針が説明された。
 委員の一人であるエスパルスの山室晋也社長は「利用者は五十歳以上が半数以上を占め、坂を上がって来られなくなる。中心市街地から近く、公共交通機関が整備されているところが条件」と述べ、改修ではなく新設を要求した。
 市民委員として出席した男性も「スタジアムにほぼ毎週通っている。七十歳を過ぎた両親は雨が降ると(屋根がなく)きついと言っている。この先、何年続けるのか」と訴えた。
 他の委員からは「造ったはいいけど、三十年後の子どもたちは税金だけを抱えることになる」「(アンケートには)どんなスタジアムなら財政出動してよいかといった項目も必要」などの意見も出た。
 会合終了後、木宮会長は記者らに、エスパルスファンが高齢化している中での新たなスタジアム整備について「身近にスタジアムがあることで、もう一度サッカーに親しむ子どもたちが増えることを地元は求めている。アンケートをして、多くの市民が『スタジアムはいらない』と言うのなら、そういう意見も取り入れたい」と話した。

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