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支援者と握手 再び 選挙戦徐々にコロナ前へ

2022年6月23日 05時05分 (6月23日 09時57分更新)
出陣式に訪れた支援者の手をしっかり握って感謝する候補者=22日、福井市で(福田正美撮影)

出陣式に訪れた支援者の手をしっかり握って感謝する候補者=22日、福井市で(福田正美撮影)

 新型コロナウイルス対策に変化の兆しが見え始めた。二十二日に公示された参院選では、県内で感染者が減少傾向ということもあり、候補者の第一声会場では支援者らと握手する光景が広がった。いずれの陣営も参加人数に制限を設けず、選挙の形は「コロナ前」に戻りつつある。(水野志保、玉田能成、波多野智月、浅井貴司、山本洋児)
 出陣式を事務所内で行った陣営では、支援者らが手指のアルコール消毒を済ませて室内に入った。感染者が出た場合に備え、来場者には氏名や住所など記帳を依頼。換気に気を配って出入り口のドアを開け放つなどの対策に余念はなかった。
 一方、候補者は支援者との接触を極力減らす「グータッチ」ではなく、握手を交わしたり、肩を抱き合ったりして思いを伝えた。陣営幹部は「まだ完全には戻っていないが、握手ができる雰囲気に変わってきた」とコロナ前に戻りつつある状況に、選挙戦の盛り上がりも期待した。
 「参加の依頼は最小限にしたが、予想以上に来てもらった」。ショッピングセンター駐車場で出陣式を開いた陣営の幹部は喜びを口にした。大勢の聴衆が集まった一方、来賓らの演説が終わるたびにマイクを消毒するなど「基本的な対策」(関係者)は徹底していた。
 屋外で出発式を開いた別の候補者も支援者とがっちり握手した。国は、周囲と二メートル以上の距離がある屋外ではマスクを外しても良いとしている。各地で日中の最高気温が三〇度前後となったこともあり、周囲と距離を取ってマスクを外す有権者の姿も見られた。

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